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Jane's WWII Fighters (EA)

WWII ファイターズ

RATE: 演出抜群のまさしく初心者向けシミュレーション風ゲーム

 

Jane'sならではの作りこみと演出。

まず目立つのがミュージアム仕立ての凝ったメニューだ。プレイヤーがミュージアムの中を見るように、ゲームのメニューを選ぶようになっている。凝りすぎてわかりにくいくらいだ。飛行機のスペックやムービーが見れたり、実際のパイロットのインタビューなど、フライトシミュレーション以外のコンテンツもたっぷりある。どちらかというと、昔はこのようなしっかり作りこんだソフトが当然だったように思う。最近のソフトは、なんとかプレイできるように作っただけ、マニュアルもおざなりといったものが多くなったように思う。そうそう、マニュアルも良いできである。搭乗できる機体やメニュー内容など細かい内容は忘れてしまったので容赦。

 

秀逸なグラフィックスと音楽。

機体のモデリングもさることながら、ドラマチックな風景のグラフィックがすばらしい。雲はどうだったかちょっと忘れたがとにかく印象派風絵画のような風景は「空のNEED FOR SPEED」といってもいいだろう。地上建造物は少なく、この点は寂しい。グラフィックス以上に萌え萌えなのが音楽とボイスだ。戦闘時の音楽はアコースティックでノリノリでとにかく萌えるのだ。音声も各国ごとに違うのだが、声質やしゃべり方などなんとなく国柄を反映していてとても萌えだ。

コックピットパネルのモデリングもかなりいい。計器が見やすく、立体感がある。さすがモデラーにもセンスのいい奴を雇っているようだ。

 

いまいちなシミュレーション性。

フライトモデルはいまいちよくわからないというのが正直なところだ。機体ごとの個性もはっきりしないし、失速しているのかしないのかもわからない。エンジントルクくらいは再現されているが、特に難しくはない。視野が狭く、周囲の状況を把握しにくい。カメラで言えば焦点距離が長いという感じ。さらに視界切り替えのキー操作に融通が利かない。視界切り替えはおなじみのテンキーで、たとえば、8が前方、4が左だ。8と4を押せば7になりそうなものだが、そうならない。他のゲームではそうなるのに、このゲームだけそうならない。ジョイスティックの視界切り替え機能が4方向しかない場合、これは致命的欠陥になる。常に周囲を見張らねばならないフライトシムでは、これは辛い。私がこのゲームをプレイしなくなったのは、この欠陥が原因だった。

ゲームの進行は、よくあるWaypointを順に辿っていき、途中で遭遇した敵と戦ってください、といったお仕着せのものだ。従来のフライトシムによくあるように、ロックした敵機を追従する矢印が表示できる。シミュレーション性を大きく損なうが、他の仕様を見るとこのゲーム自体、従来どおりのシミュレーション風ゲームを期待するユーザーが対象なのだろう。

ちなみにこのゲーム、自分が墜落したあと、他の機体のコックピットを見ることができる。しばらく観察していると、コンピュータ機はかなりインチキをしていることがわかる。なんと、敵機が照準におさまっていなくても、弾を発射し、それが命中してしまうのだ。

 

早々とサポートを打ち切ったエレクトロニックアーツスクウェア

ソフトウェア自体はローカライズされていないのに、パッチは日本販売版でないとあたらないというかなり不可解な仕様になっている。米国ではパッチで数回バージョンが上がっているが、日本でのディストリビュータであるエレクトロニックアーツスクウェアは、日本販売版に対応するパッチを1.05までしか出していない。エレクトロニックアーツスクウェアの怠慢には憤りを感じる。

 

 

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