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Fly! (Terminal Reality)

フライ!

RATE:メジャーアップデート待ち。

 

キチガイ信者の巣食うインチキフライトシミュレータ (頭の鈍い奴のために言っておくが、これはマイクロソフトフライトシミュレータのことである。) のスタンダード化に危惧するものはやはりいるらしく、真にジェネラルアビエーションの世界を再現すべく立ち上がったのがTerminal Realityである。地球規模で飛行できるシステム、すべてマウスで操作可能なバーチャルコックピット、当然のようにできるインタラクティブなATC、フライトプランやGPSなどはあって当然、飛行中に参照できるチャート類、そして追加可能な機体や風景データ・・・などなど。まさしく盛りだくさんの内容で、話を聞くだけで有頂天になってしまいそうである。何年も前から開発の話を聞き、発売日を指折り数えていたのだ。

 

低すぎる完成度。

予約して初回版を買ってしまったのだが、結果は「また有料テストか。」あまりの完成度の低さに幻滅してしまった。

実は一度としてまともに飛べたことはない。このソフトはバーチャルなコックピットが一つのウリで、1画面を越えるコクピットをスクロールさせて操作するようになっているのだが、なぜかこのスクロールができなくなることがかなり頻繁にある。プレイ途中でも操作できなくなったらそれでおしまいだ。先日気づいたのはフライトプランナーの不具合だ。恐ろしいことに空港の検索がまったく機能しない。デパーチャの空港名にHalfと入れたらHalfmoon Bayを探して来てくれてもよさそうなものだ。ちなみに空港名の入力をしても何も反応しないのでフライトプランナーの機能は存在しないも同然だ。空や海は何も設定しなければのっぺらぼうなのも気になる。海はテクスチャがないのでかなり見劣りする。発売前に見たあのスクリーンショットはいったい何だったのだろう。時刻設定では6時にセットすると早朝になるのに、12時にセットするとなぜか真夜中になってしまうお粗末さ。さらに、終了時にはなぜかキーボードの設定が変えられてしまう。キーリピートやカーソル点滅の設定がデフォルトに戻ってしまうのだ。

このソフトウェアはまだ売るには早すぎたようだ。これは有料アルファテストだ。プロパイロットも同様に、最初の製品はかなり完成度が低く、バグというよりも明らかにプログラムに組み込まれていないのでは、という部分もあった。プロパイロット99になってはじめてまともな製品になったが、このFly!もまともな製品になるにはあと2年はかかるだろう。欠陥商品がまともになる過程につきあいたければ現行の商品を買っても良いが、お勧めはしない。

ちなみに、プレイ感は「フライトモデルはやさしめだが、ソフトウェアの操作自体にかなり気を使わねばならないのでそうとう忙しく、違和感がある。ジョイスティックを片手に持って操縦しながら、キーボードでスイッチを操作し、キーにアサインされていない機能は、マウスを使ってコックピットをスクロールさせてパネルをクリックして操作し、同時にチャート類を表示させたりATCもこなさなければならない。これを全部飛びながらやるとなるとかなり辛い。

 

日本語マニュアルは良し。

日本のディストリビューターであるP&Aは、このソフトの先進性をみて大々的なプロモーションと6000円台という戦略的な価格で発売したが、予想外のトラブルに困惑していることだろう。ちなみに日本語版マニュアルはオリジナル版の完訳であり、好感が持てる。ただしソフトウェアはパッチがいち早く当てられるオリジナル版のほうがいいだろう。

 

追記。現在、最新版パッチを反映したFly!本体と、いくつかの追加プログラムを同梱したFly!2Kが販売されている。







たびかさなる修正パッチのリリースでかなり思い通りに動くようになってきたので、少し追記してみようと思う。

まず、いままでのフライトシミュレータをよく分析し、本当のバーチャルパイロットになるためには何が必要か、いままでに不足していたものは何か、をよく研究している。その例がオーバーレイ表示可能なベクターマップ、クリックするだけでセット可能な周波数だ。リアルなコックピットオペレーションは、いままで気づかなかったことを教えてくれる。いくらマイクロソフトフライトシミュレータが得意でも、実機のシートに座った途端、強烈な敗北感を覚えるだろう。彼らはエンジンをかけることができないのだ。エンジンを始動するには燃料ポンプを動かすことが必要であることを知らないのだ。そして、おまけにタキシングすらできないだろう。なぜなら、管制に連絡してフライトプランをオープンすることすら知らないからだ。このようにFly!はパイロットの一挙手一投足をパイロットの視点から行うことができる。 それを如実に表しているのが付属の解説書だ。300ページにもおよぶこの解説書は、ソフトウェアの操作方法だけでなく、実際のパイロットが、コンピュータソフトではなく、実機の説明を行うように書いている。俺様でさえ知らなかったことが多くしるされており、さらにそれらはこのFly!で再現できる。この解説書から学ぶことは非常に大きい。

フィーチャーのリストから受ける印象はとてもすばらしいFly!だが、実際にプレイしてみるといくらか魅力に欠ける部分があり、あまり続けてプレイしてみようとは思わなくなる。その理由を挙げてみよう。まずひとつは、中途半端なグラフィックだ。決して地上のテクスチャやらオブジェクトのことを言っているのではない。どうも色が紫外線を浴びて色あせた印刷物のようでとにかく印象が悪い。つぎに飛行感覚。動きが直線的で空を飛んでいる感じがしているとはいえない。余談だが、実機はシミュレータほどふらふらせず、実に安定した動きをする。そういう意味では実機に近い動きなのだが、離着陸時や乱暴な扱いをしたときくらいはそれらしい振動でもして欲しいものだ。

最大の問題点は、「腕が三つ必要」だということだろう。右手に操縦桿、左手にスロットル(もちろん逆でもいい)、各種機能にはキーボードでアクセス、キーボードでアクセスできない機能にはマウスでコクピットパネルをスクロールさせ、目的のボタンを押さなければならない。このスタイルは、とても「飛んでいる感じ」とは言い難く、飛行の操作が忙しいというよりはソフトウェアのインターフェースに振り回されているという感じで、あまり面白いとはいえない。ゆえに、積極的にFly!をプレイしようという意欲が湧かない。コックピットが自由に扱えるが故の問題点であるが、いつか出るであろう次回作ではなんとかしてほしいものだ。







追記。萎え萎えな欠陥ども。

一部のATISで、空港の周波数一覧をクリックすると受信できるが、コクピットの無線機の周波数を合わせても受信できない。致命的。

その空港に着陸しようとしている他機がいれば、その他機がどんなに遠く離れていてもATCはゴーアラウンドを要求する。(いつまでたっても着陸できない) 致命的。

滑走路上(グラウンド)で他機が無意味に旋回を続け、着陸を妨害するので、ATCはゴーアラウンドを要求する。(いつまでたっても着陸できない) 致命的。

ATCの手順が簡略化されすぎている。FlightUnlimitedのようにしろとは言わんが、RADIO空港はウソすぎる。

ログブックは合計飛行時間くらい出すべき。

METARファイルのインポートでQNHが反映されない。(インチかヘクトパスカルかどちらかを認識しないのだった思う。) 致命的。









日本語版公式ページ 無意味な表紙に別ウィンドウ開きまくるクソページ。

www.terminalreality.com 開発元のサイト。

 

 

 

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