Twilight Express, Inc.

株式会社トワイライトエクスプレス

RATE:馬鹿社長のワクワク会社ごっこ




最新?トピック
トワイライトエクスプレスのジョギングワールドの不思議
Jogging World ネットワークステッパー ハッピーダイエット

ユーザーがたったの292人しかいない。(2003年9月現在)
ネットワークゲームとしては異例の少なさ。ネットワーク機能が最大の特徴である製品で会員が292人しかいないということは、たった292台しか売れてないということだろう。他人とジョギングができるとうたっているが、この少なさではネットワークプレイが成立することはほとんどないだろう。
年間3万台の販売が目標だとあるが、仮に1万台売れたとしても、ネットワークサービスの利用者が292人というのはかなり不思議なことだ。
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0515/step.htm

いまだに韓国版が発売されていない。
発売当時発表されていた韓国版ネットワークステッパーだが、ユーザーのリストを見る限り、韓国から参加している人はいない。
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0515/step.htm

ウェブサイトが昨年9月から更新されていない。
パリ版が発売されているにもかかわらず、告知はまだ発売予定のまま。これはおそらくサイトを管理する担当者がいないのだろう。担当者がいないということは、会社としては力を入れていないということだろう。・・・と思ってさっき見てみたら一年ぶりに更新。パリ版の販売終了が一言追加されていた。

無料サービスになったにもかかわらず、各種説明が有料前提のまま。
これも同上。

サポートの問い合わせ先が社屋移転前の古いまま。
これも同上。

ユーザーの走行データが壊れている人がおり、長期間放置されている。
このサービス自体管理されていないということに加え、ユーザーデータのバックアップを取っていないと考えられる。

2003年2月と3月、それぞれ2週間もサービス停止している。
あまりにも常識外でなんとコメントしていいのかわからない。たった200人しかユーザーがいないので、会社としては力を入れるつもりもなく、従ってサーバー管理も手抜きでよい、といったところだろうか。

トラブルの原因を名指しで特定企業に押し付けている。
ユーザーが契約しているのはあくまでトワイライトエクスプレス社であるので、責任はトワイライトエクスプレス社が負うべきであり、他社名を出す必然性はない。事実はどうであれ、契約関係を理解せずトラブルの裏事情を暴露し、免罪を図るのは社会常識を疑う。

サポートが2003年末で終了する。
ウソのような本当の話。リンクの階層の深い、非常にわかりにくい場所に「○本製品のサポートは2003年12月末日までとさせていただきます。」と書いてある。
http://www.jogging-world.com/jp/help/h5-1.htm
非常に移り変わりの激しいPC業界では、古い製品のサポートは大きな負担となる。普通ならこれもやむなし、だろう。しかし待って欲しい。2003年末というと、あとわずか3ヶ月しかないではないか(2003年9月現在)。会員はわずかながらも増えつづけており、ユーザーの中には最近購入したという人も多いだろう。これだけトラブル続きの製品なのに、サポートがなくなることに疑問を抱くのではないだろうか。電話やメールによるサポートがされないうえに、プログラムの欠陥が修正されることもない。これまでのトラブル経緯からして、おそらくサーバー運営も放棄するつもりだろう。本来であれば長期にわたってサーバー運営で利益を上げるはずの製品なのに、杓子定規にほかの製品と同じくサポート期限を2年とするのは浅はかだろう。それ以降に買ってももちろんサポートなし、売り逃げの責任放棄である。
※サポート期間中でもサポートのメールの返事なんて来ないじゃないか、なんて突っ込まれそうだが、それがこの会社の実態だ。

そして最後に。
これだけ不自然なサービスであるにもかかわらず、いまだに期待しつづけるおかしな人がいる。

以上の事象を総合し、ぶっちゃけて言うと
「この製品は大失敗してしまったので、会社としてはもう諦めて止めてしまいたいが、客も少しいるし、発売してから1年も経ってないので、止めようにも止められない。でもサポート期限を2003年末にしてるので、それまでなんとか騙し騙し続けよう。」というところだろう。

この製品の将来に期待をかけて続けるのも、不良品だとして返品するのも、客であるあなたの自由だ。ただし、ウェブサイトの管理状況から会社のやる気を推察する限りでは、今後好転する兆しは一切ない。

製品を返品したいと考える人へ(販売店、問屋の方も含む)。メールによる返品申し出はすべて無視される。なぜなら、通常のサポートのメールですら返信がないからだ。必ず電話で連絡をし、「ソフトが正常に動作しないこと、サポートのメールの返信がなかったこと、あるいはサポートによって解決しなかったこと、ネットワークサービスが正常に利用できないこと」を告げる。





 

この不況のさなか、各社とも生き残りを賭け、経営者はより的確な判断を迫られている。また、競争に勝ち残るべく、より高品質な製品をより低コストで開発する努力を迫られている。だが、これらの努力を完全に放棄している企業があるとすると、どうだろうか。彼らはおおよそ誰も喜びそうにない、低品質な製品を製造、販売しつづけ、利益を得ている。品質なき経営。そう、彼らは品質ではなく虚飾によって利益を上げる団体なのである。

「品質」を理解できない人間が製品を開発し、販売するとき、その品質を虚飾で隠さねばならない。いかにも皆が欲しがりそうなタイトルを並べ、たくみな宣伝文句で購入へと誘導する。彼らの手口はいつも同じだ。皆が欲しがりそうなタイトルとスクリーンショットを並べる。(これが普通の会社の普通の製品であれば、さぞすばらしい製品であろう!) だが、いざフタを開けてみると、たしかに同じ絵は出るものの、致命的な不具合が放置されていたり、極端に壊れやすかったり、あるいははじめから動かなかったりする。クレームは一切受けられない。クレームを聞いても反映させる能力がないからだ。注意せよ!「製品を買った時点で、その製品を肯定したことになるのだ!!」

このサイトではすでにいくつかのトワイライトエクスプレス社の製品を紹介し、それらがいかに低品質であり、客の期待を裏切り、欺瞞に満ちた製品、そして虚ろな団体であるかを明らかにしてきた。最近ではPCゲーム業界では知れ渡ってしまったせいか、ゴルフやダイエット業界にまで手を伸ばし、同じ手口を繰り返し行い、存続している。そこで、このサイトでメインのコンテンツとして取り上げられない製品をここで紹介し、一般消費者への警鐘としようと思う。





馬鹿社長のワクワク会社ごっこ

おもしろいサイトを紹介しよう。まずここを見ていただきたい。「馬鹿社長のワクワク会社ごっこ」 内容は暴露系、そして対象はあのトワイライトエクスプレス。社員が退社した後、社長を批難するというものである。具体的な個人名や社長の言動がこと細かくとりあげられ、リアリティがある。かく言う俺様がいままでトワイライトエクスプレスについて言及しなかったのは、俺自身、以前マイクロソフトフライトシミュレータで名を馳せた時期があり、この会社と少し付き合いがあったからだ。あまり具体的に書くとソシャールされる恐れがある上に、この会社の業務は閉鎖的キチガイのみを相手にしたインチキ商品で金を巻き上げることであり、評価するに価しないと考えている。しかしここ数年、トワイライトエクスプレス社の製品を買った者から、正常に動作しない、無料の物に比べて明らかに低品質、価格が高すぎる、などの声が相次ぎ、この会社はいったいどういう会社かと疑問の声が大きくなった。消費者がようやく気づき始めたのだ。


注: 馬鹿社長のワクワク社長ごっこはさすがによく消されるようで、URAはよく変わるようだ。各自、適当な検索ワードでググってほしい。馬鹿社長のワクワクトワイライトエクスプレス 苦情トワイライトエクスプレス クレームトワイライトエクスプレス 不良、などなど。


さて、このトワイライトエクスプレス www.twilight.co.jp がどれだけ稚拙な企業であるか見てみよう。まずウェブサイトをみてわかるとおり、ウェブ担当者がいないか、あるいは無能であるのが一目でわかる。「英語用のページはこちら」と日本語で案内するあたりはかなり肝の座ったギャグだろう(現在では訂正されている。残念。)。このサイト、これでもかなりマシになったほうである。昔はワレズサイトよろしく隠しリンクがあって、そこから社員用のファイルが丸見えということがあった。さらに別の隠しリンクではソースに顧客、取引先を罵る文章もあった。(保存しておかなかったのが悔やまれる)内部的に不満が多く、社員のモラルが低いことの現れだろう。

主力商品のFSアドオンソフトにはまったく一貫性が見られない。また、フリーソフトも多く見受けられる(そう、この会社はフリーソフトをパッケージに入れて4〜5000円もの金を取っているのだ)。価格の割に明らかに内容不足なものも多い。だが、そんなインチキ商品にもかかわらず一定数以上売れてしまうのも事実なのだ。どうせ買うのはマイクロソフトフライトシミュレータの固定ファン層と、とりあえず(不幸にして)買ってしまったズブの素人ばかりなのだ。どんな商品でも流せば売れてしまう・・・これは経営者の経営努力を麻痺させたに違いない。この会社に限らず、海外メーカーでもかなり異常、粗悪なFSアドオン製品が多いのも事実だ。これも同じ理由によるものだろう。

この会社はマイクロソフトフライトシミュレータのアドオンに特化した開発者を何人か擁している。当然彼らはアニオタ同人ソフト以上の視野の狭さを持って、堂々と社内で自慰行為を続けている。よって、世に出される製品は彼らの精子であり、そんな臭いものは誰も買わないのだ。マイクロソフトフライトシミュレータ本体がふがいない現在、マーケットを見てユーザーを広げるのが急務であるのにそれが製品に現れないのは彼らが無能である証拠である。最近はマイクロソフトフライトシミュレータ関連以外に、自社開発のPCゲームやPSゲームを出しているようであるが、一部を除いてどれも芳しくないように見える。 ちなみに以前、PCゲームでネットワーク対戦ゲームを作って市販したが、ユーザーが少なかったためか、対戦サービスをうやむやにして終了させた前科がある。

ここの社長の性格は、とにかく「ワンマン」の一言に尽きる。ゲーム市場を「より金の動く場」としかみておらず、ゲームが何であるか、商品の品質とは何か、ユーザーが何を欲しているかがすっぽり欠落している(社員モラル低下の原因と無関係ではあるまい)。とにかく自分の思い付きを製品にし、(ユーザーではなく)問屋に製品を流せば金が入ってくるとしか考えていない。ゲームの内容に関してはとんと無知であるので、ゲーム性などの内容にはまったく価値を求めず、いかに消費者を騙して売るか、という方向に向かうのだ。これらが表面化しないのは、ひとえにマイクロソフトフライトシミュレータ市場という限定されたマニアックな市場でしか商売をしていないからだ。PCゲーム市場、PSゲーム市場と、さらに大きなマーケットに出ると、問題点が一気に噴出するであろう。メジャー化を目指すからには近い将来、必ず大きな意識改革を求められるに違いない。






あるアドオン作者の実体験より

私はかつて、FS5や95の前後にアドオンを自作し、公開していた。それなりに多くの支持を得ていたつもりだ。時を同じくして、トワイライトエクスプレス社の社長も、ネットを通じてフリーウェアの仕入れとアドオンの作成依頼、人材集めを行っていた。そして当然のように私のところにも声がかかってきた。自分の作った物が製品になるということで、ただ単に嬉しかった。小遣い稼ぎとしてはかなり良い金額になった。自然とト社の社長との付き合いも増え、FSやその他のことについて話す機会も多くなった。「何だかおかしい」という気持ちがだんだん強くなってきたのはこの時期だった。はじめはただの早口でしゃべる偏屈人間だと思っていたのだが、単に仕事を請け負っているだけだし気にしないことにしていた。しかし、話す内容がどうもおかしい。どう見たって支持を得られそうにない製品を持ってきて、「これはどうですか」と意見を求められる。私が返答に窮していると、そばにいるFSオタクが「社長、これはすばらしいですよ、すばらしいグラフィックスですよ」と声をかける。完成した製品を私に見せて、「どうですか、すばらしいでしょう、これは3万本売ります」と言う。画面にはやぼったいモデリングの画面。「いや、これはちょっと・・・」と私が答えると、「そういうのは、誰もわからないからいいんですよ」と社長。「○○を売ります」とか「○○万円儲かります」という話は口にするが、なぜこれを売るのか、なぜ売れると思うのかなどという話がまったくない。

ト社の社長とはその後たびたび会ったが、正気を疑うようなことがよくあった。打ち合わせでは、やたらハイな気分で自分の気の向くままに早口でしゃべり、早々に帰ってしまう。こちらがしゃべっているときはアサッテのほうを向いている。あとで電話をし、「私は○○と言ったはずですが」と確認すると、きょとんとして黙り込んでしまう。さらに、昨日話したことと言うことが180度違う。それを指摘するとまたしばらく黙り込み、今度は「状況が変わりました」とくる。ひどいときには同じ会話の中で正反対のことを言う。言い訳は決まって「状況が変わりました」だ。はて、そんなに簡単に状況が変わる物なのだろうか。変わったのは状況ではなく、自分の気分ではないのだろうか。企画意図も自分の気分しだいだから簡単に状況も変わるのだろう。いやいや、もしかしてこの人、先日話した内容を覚えていないのかもしれない。喫茶店やファミレスなどで食事を共にすることも多かったが、自分の注文を覚えていない、店員に対する不自然な態度、周囲の目を省みない作法など、気になることが多かった。こんなことがたびたび続いたので、周辺のうわさをチェックすると、誰に対してもこのような調子であるらしい。ADHDやPTSDなどの病名が一般化してきた今、もはや人格や個性、知性といった問題ではなく、脳に何らかの疾患を抱えているのではないかと心配するほどだ。

まっとうな会話ができないのでなかなか近寄り難い人間なのだが、すでに何人かのFS信者を味方につけていたので、その人たちに擁護されている。FS信者にとってト社社長は日本のFS界の偉大なる立役者様だ。ちょっと"キ"印の入った社長とFS信者らの織り成す小さなコスミックワールドは、近寄り難さを増長し、禁断の聖域となっている。

その後、ト社社長からの電話やメールを無視しつづけていると、次第に連絡が来なくなった。さて、このような内情を持つト社が、内外に対してどのような影響を持つのか考えてほしい。FSユーザーならよくご存知だろう。隔離された閉塞的思考、「誰もわかりはしない」という甘い考えは、誰も欲しがるとは思えない、説明通りに機能しない、すぐに壊れる、元あった製品の機能が損なわれる、などの著しく低品質な製品を生みだした。具体的には、本サイトで紹介しているとおりである。FSのみならず、PCゲームや家庭用ゲーム、ダイエット市場に進出し、今なお相変わらず同じ手法で消費者を欺きつづけている。経営者の人格は商品に現れる。そう考えて間違いない。日常生活にも支障が及ぶほどの知性に、「顧客の満足」などという高度な概念が理解できるはずなどないのだ。







フリーウェア販売は悪か

トワイライトエクスプレスを批判する理由の一つに、フリーウェアの店頭販売がある。だが、これは本当に悪なのだろうか。他にもフリーウェアを買い上げてパッケージソフトとした事例はいくつもある。では、トワイライトエクスプレスのフリーウェア販売は、ほかと何が違うのであろうか。・・・と書いてはみたが、もう明白だろう。ほとんどのパッケージ販売版は、フリーウェアに何らかの機能アップを施している。きちんと「これなら金を取れるであろう」という決定的な差がつけてあるはずだ。Linuxディストリビューションは市販ソフトや印刷マニュアルが添付されている。書店で販売されているフリーウェアは、懇切丁寧なマニュアル本といっしょに販売されている(本来は本を売るためのソフトなのだが)。フリーウェア集であれば、膨大な数のフリーウェアが整理、収録されており、ネットで探して落とさなくてよいメリットがある。いずれも、金を出す価値、取る価値があるように作られているのだ。

トワイライトエクスプレス社のフリーウェアパッケージはどうだろうか。ネットならタダで落とせるソフトとまったく同じものが4800円もの値段をつけて売られている。しかも、フリーウェアそのままである。特に高品質だとか、数が膨大というわけでもない。このパッケージでしか手に入らないというならまだしも、パッケージ販売品と同時に、まったく同じものがネットで無料で流通している。これに納得できるものは、おそらく、自分を正当化するなら屁理屈に魂を売るトワイライトエクスプレス社の代表の彼しか居るまい。

また、トワイライトエクスプレス社の販売するフリーウェアは、フリーウェアのなかでも特に高品質というわけでもない。むしろ、品質に疑問を感じることが多く、私に言わせてみればわざわざ低品質なものをセレクトして収録しているのではないかと思うほどだ。説明書も、ほかの本からの書き直しだったり、まるで引きこもりオタクの独り言のように、専門用語の羅列だったりと、みっともないことこの上ない。MSFSを扱う糞オタはいるが、企画や販売のプロは不在であることがうかがえる。結局のところ、商品は「品質」なのだ。いくらフリーウェア販売を正当化しようとも、品質が不在であれば認められないのだ。

フリーウェアに比べ、金を払うメリットのない製品。低品質な内容。4800円という価格。まったく同じソフトがタダで落とせること。これらすべてが組合わさって導き出される答えは、「ユーザーからの搾取」である。そう、これこそが「フリーウェア販売は悪」の核心なのだ。ユーザーに何か釈然としない不満があるから、フリーウェアの販売は悪いんじゃないか、という言葉でささやかれるようになったのだ。

現在では、一般ユーザーがFS98に飽きたこと、FS2000が不出来であったことなどから、MSFSアドオンの売れ行きも芳しくなく、トワイライトエクスプレス社のフリーウェア販売も息を潜めているようだ。だが我々ユーザーは油断してはならない。フリーウェア販売は悪だが、それを悪とせず、己の保身のために正当化するトワイライトエクスプレス社の品行こそが悪の根源であるのだ。

注意。この項を読んで「トワイライトエクスプレスの製品は面白そうだから買ってみよう」などとは思っても実行しないこと。よく覚えておくがよい。消費者の意思表示は「買う」「買わない」だけしかないのだ。たとえ冗談であっても、相手に渡した利益は冗談にならない。





ハッピーダイエットに見る品質意識

いま一番ホットなのがこれではないだろうか。ハッピーダイエット関係のクレームをウォッチしていると、ああ、やはりメジャー業界では無理があったのだなと思う。インチキ商法はPCゲームという小さな市場では目立たなかったが、競争の激しい家庭用ゲーム市場においては、開発力そのものだけでなく、ソフト、ハードに対する品質の認識の甘さ、サポートの非常識さが完全にあらわになってしまった。

ハッピーダイエットとは、プレイステーション(PS、プレステ)用のゲームソフトである。別売コントローラとして、ステッパーと呼ばれる足踏み式ダイエット器具が販売されており、これを接続すれば実際に汗をかきながらゲームができるという寸法だ。このステッパー、なんとゲーム用に開発されたものではなく、通常のフルサイズのダイエット用のものである。当然、途方もなくでかくて重く、これを店頭で売ることを思いついただけでも狂気だ。だが、トワイライトエクスプレスがそれだけで済むはずがない。とてつもなく壊れやすいのだ。買ったときから認識しない、油やゴミが漏れる、ワイヤーが切れるなどのトラブルが続出している。

ウェブでハッピーダイエットを検索してみると、たいていこれらのトラブルとともに製品が紹介されている。「故障したので無償で交換してくれた、いい会社だ。」などという微笑ましい意見もあるが、それは、会社の内情を知らない下っ端従業員がメーカーとして当然のことをしたまでである (オマケに、製品自体不良なので、何度交換しても不良品は不良品だ)。問題の本質は不良品を意図的に市場に流す経営者にあるのだ。ほかにも、「同じところをぐるぐる走るだけなのですぐ飽きる」「食品のメニューがコンビニ食ばかり」中にはこんな鋭い突っ込みもある。「ステッパーの体重制限が90kgまでなので本当のデブには使えない」「ステッパーには連続使用15分まで、と書いてあるのに、ゲームでは25分の連続使用を要求する」などなど。

これだけでも問題なのだが、これの公式掲示板での対応が面白い。掲示板に書き込まれるクレームと、その削除の追いかけっこ。こんなクラシックな対応ミスがこんなところで行われている。トワイライトエクスプレス社は、故障はメールで問い合わせろとの一点張りで、掲示板の書き込みは逐一削除される。ユーザーは故障の問い合わせでなく、故障 (端的に言えば設計不良なのだが) の情報交換をしているのだ。

思い出して欲しい。パソコン通信の時代からユーザーの力は徐々に大きくなり、一般に公開される掲示板での対応は慎重さを要求されることは常識となっている。不良や都合の悪い情報の隠匿など、不審な対応はすぐユーザーに察知され問題に発展する。マイクロソフトのフォーラム停止や東芝キチガイの例を出すまでもなく、公の場ではより誠実な対応が必要とされ、特に都合の悪い発言の削除は、対応としては最悪の部類に入ることが知られている。こんなユーザー対応の常識すら学習せず、形式的な対応でクレームが収まるのを待っているとは情けないにもほどがある。

メジャー化への一歩となる製品でこんなヘマをやらかしてくれるとは嬉しい限りだ。ちなみに、この問題が大きく発展しないのは、プレステソフトの中でもマイナーメーカーのマイナー製品であるからだろう。しかしながら、ダイエット業界自体欺瞞の塊のようなものであるので、トワイライトエクスプレス社の欺瞞製品はうまく業界にマッチし、まるで水を得た魚のごとく、同社は今後とも順調に発展して行くだろう。FSユーザーが騙せなくなったので、今度はデブを騙すわけだ。






摩訶不思議な製品 ネットワークステッパー

使い古されたネタの健康器具、ステッパーをプレステのコントローラーにするという狂った思いつきをそのまま製品にしてしまったハッピーダイエット。これでダイエット馬鹿をうまく騙せたことに喜んだせいかどうか、さらにデブどもから搾取するための新製品がひっそりと発売された。それがネットワークステッパーだ。この製品はステッパーを Windows PC に接続し、ハワイもしくはパリの街中をジョギングするというものだ。ネットワークステッパーの名前の通り、インターネットを介して世界中のデブ仲間と一緒に走れるのが最大の特長である。他人と走ることにより、継続の励みになるという魂胆だ。だがこの製品、少し考えてみればかなり奇妙な点に気がつく。

ジョギングという行為自体、他人とのかかわりのない個人プレイだ。他人とのカケヒキもなければ、協力もない。他人と同時に走ってできることは何一つない。実際に体を動かして走るので、チャットどころか自分の意思表示すらできない。プリセットされたメッセージを送信する機能があるが、走行中に使用する必然性はあまりないだろう。FPSの対戦と違って「カバーしろ」「攻撃しろ」などの定型文が必要ないからだ。ネットワークゲームがかなり認知されて来たにもかかわらず、このソフトはあいかわらず旧態依然とした待ち合わせによるピアツーピアで、最大たった5人までしか接続できない。あらかじめ誰かと日時を決めておかなければならないのだ。バーチャル空間の中に多数のプレイヤーがジョギングしているというシーンを思い浮かべるなら、自社サーバーによるメガプレイヤースタイルにするはずだろう (プレイヤー同士のコンピュータを接続するのではなく、プレイヤーは中央のサーバーに接続し、100人以上のプレイヤーが同時にゲームに参加できる方式。これならいつでも接続、切断が可能で、いつでもつなげば誰かと出会うことができる。)。

ソフトウェアのできの悪さも驚異的だ。プレイヤーの登録、削除では何のメッセージも出ないし、どこかのボタンを押せば何かのデータが消えて走れなくなる。どう説明すればいいのかわからないが、それぞれのボタンの意味や機能が不明なので、不具合の説明のしようがない。引きこもり社会不適合者の典型的なオナニープログラムだ。DirectX 8 が必須らしいが、どこに DirectX を使っているのかわからないグラフィックスは一見の価値あり。まるで386時代のDOSゲーのような画面、腕をバタバタさせながら宙を滑るように移動するプレイヤー(これがジョギングというらしい)。これで3DアクセラレータにVRAMが16MBも必要だという。これでは多くのノートPCで動作しないだろう。素人ユーザーが多いであろうこのソフト、買ってきたけど動作しなくてがっかり、という人も多いはずだ。(動作するのをみればもっとがっかりなのだが。) 対象ユーザーを考慮しない、ハードなゲーオタ向けPCが必要であること自体すでに間違っている。企画でもプログラムでもなんでもいい。社会人として何らかの製品開発に携わったことがある者なら、このような製品が平気で販売されていることに憤りを感じるはずだ。それとも、この製品はPCゲームを見たこともやったこともない素人向けの製品だから、途方もなく程度が低くても誰にもわかりはしない、と思っているのだろうか。嘘だと思うなら自分の目で確かめるとよい。証拠はここにある。(体験版)
http://www.twilight-express.com/jp/NWstepper/product.htm
http://www.jogging-world.com/paris/paris-dl.htm

公式サイトの掲示板は、社長自らが書き込みを行い、ジョギングに参加するなど、盛り上げに必死だ。その甲斐あってか数人の固定客はできたようだ。しかしトラブル発生となると一般人を装って他人事のように振る舞うのは卑怯。最近ではさすがにつらいのかこの社長は出てこなくなった。この掲示板、現在では、ハングアップする、データがクリアされた、接続できないなどのトラブル報告で埋め尽くされている。修正プログラムをダウンロードすると接続できなくなった。これはト社が開発途中のプログラムがアップロードされてしまったからだと言う。担当プログラマが、完成したと思いこんで何のチェックもせずにアップしてしまったのだろう。ネットワークサービスが1週間も停止したことがあったが、その間に商品を買った客からみればネットワークサービスをやってないじゃないかということになってしまう。サイトのランキングを見ると、なぜか走行距離がマイナスの人が何人かいる。掲示板で問題になっているのに、客から指摘されないと直すつもりがないらしい。客たちはこれだけ翻弄されても、なぜか皆「トワイライトさんがんばってください」だ。宣伝や説明書にある機能が働かなかったり、他社製品に比べて著しく品質の劣る製品であれば、もっと怒りをあらわにするのが常識だ。彼らは異常な低品質の製品を掴まされ、騙されていることに気がついていない。会社も製品も低品質なら、客も低品質というわけだ。

そして・・・最後に、最大の謎を紹介しよう。この製品、2002年6月の発売から4ヶ月が経とうとしているのに、無料のネットワークサービスにはたった135人しか登録していない。予定によると2002年7月に韓国版が発売されているはずだが、なぜかランキングには大韓民国からの参加者は一人しかいない。製品を持っていなくても登録できてしまうので、ヒヤカシの人数も含まれている。ネットワーク機能が最大の売りのこの製品で、これは何を意味するのだろう。浅はかな思いつきによる会社ごっこの結果が、これなのだ。






羽田空港スクリーンセーバー

PCでマルチメディアだの騒がれた頃に、スクリーンセーバーという名目で安直な写真集が濫造されたことを覚えているだろう。適当なデータをかき集めて、とりあえず実用っぽく見える製品にでっち上げるには、スクリーンセーバーが最も手っ取り早いのだ。最近ではさすがにこれで客は騙せなくなり、この手の安直な製品は見かけなくなった。が、トワイライトエクスプレスは違った。やってしまったのだ。

モノは羽田空港のスクリーンセーバー。自宅にいながらにして、羽田空港のふいんきを味わえる。通常のスクリーンセーバーのように、ありがちな飛行機の写真がパラパラと表示される。あからさまな素人写真が過半数を超え、雰囲気どころではない。どう考えても、頭の弱いかわいそうな人がデジカメを振り回しながら、あたりかまわず撮りまくったとしか思えない写真ばかりだ。音楽はMIDIを使用しているが、これまたランダムに譜面を生成したのかと思うほどの意味不明っぷり。

最大の特徴は、羽田空港の離発着の様子がリアルタイムにムービーで表示されるところだ。JAL機のみだが、実際にその時間になると、飛行機が離陸したり接近してきたりする様子がムービーで楽しめる。・・・・・・・・が、このムービーがなんとMSFS98そのままなのだ。とくに美しくもない、まして現実の映像でもない、しかも他社製品のムービーを見せられて、一体何が楽しいというのだろうか。このムービーは見たいときに再生されるわけではない。スクリーンセーバーが働いているとき、つまりPCを使っていないときに、数十分間隔、つまりほんのごくまれに表示されるだけである。まっとうな使い方をして、このムービーにお目にかかれる人はいったいどれだけいるというのだろうか。

おそらく、この製品の楽しみ方はこうだろう・・・。インストールして一度は正常に楽しんでみる。なかなかムービーが出ないので、ディレクトリをさがしてムービーファイルを直接再生してみる。ほかにも画像がそのまま置かれているので、ビューアでひととおり閲覧してみる。ATCやアナウンスなどの音声もたくさん入っているが、全部聞いたって仕方ない。こうして、製品の全貌を知ったあとはアンインストールするしかない。これがこの製品のすべてだ。

たったこれだけの、しかも時代錯誤も甚だしいこの製品は、PCソフト市場を舐めているとしか言い様がなく、このような製品が存在することに憤りを感じる。余談だが、月刊エアライン誌の広告によると、以下、JFK空港、シャルルドゴール空港なども発売されるようである。信じられない気持ちだが、トワイライトエクスプレス社がこの手の妄想予告を守った前例はほとんどない。どう考えても支持の得られない単発商品なのに、発売前から続編の予告など狂気にもほどがある。

ちなみに、このサンプル版はすでに私の手元にない。ヤホオークを通じて、けっこういい値段でMSFSキチガイに引き取られていった。MSFSキチガイ君、ありがとう!





FS2002対応のフォトシーナリは客と業界を愚弄する不良品

FS95時代に発売された航空写真による東京シーナリはたいそう売れたらしい。当初、トワイライトエクスプレス社はこの航空写真を無断で使用し、その売り上げであとからライセンス料を支払った。この航空写真 (最近では衛星写真に訂正されている) をテクスチャに用いたシーナリはコンピュータのリソースを大量に消費しパフォーマンスを大幅に低下させる。この、極めて安直ではあるがマシンパワーにものを言わせてゴリ押しで実現してしまう手法は、頭の悪いMSFS信者らの「ソフトが重いのは自分のマシンが悪いからだ」という思い込みのため、その後MSFS信者に定着した。だがMSFS信者は、その盲信っぷりのために、トワイライトエクスプレス社から手ひどい仕打ちを受けてしまった。

FS2000用の「関東甲信越」「中部近畿」シーナリを覚えているだろうか。これらも写真テクスチャを用いたフォトシーナリである。これはおかしな製品だった。インストールすると、たしかに箱にある絵と同じ絵は出る。しかし、当時最新スペックのPCでも4〜5秒でカクっと1コマだけしか動かない恐ろしいほどの重さだった。これは単に重いというレベルの問題ではない。もちろんこの事実は箱のどこにも書かれていないし、販売店にも知らされていない。ト社としては同じ絵が出るから嘘じゃないといいたいのだろうが、FSのシーナリとして販売している以上、FSのシーナリとして使えなければこれは欠陥製品である。当然、ト社はこの事実を把握していたに違いない。にもかかわらず、事実を伏せて販売したという、客、業界に対する不誠実さ。さらに、何の自己批判もなく、従来通りのテクスチャを用いるしか思いつかなかった開発力のなさは糾弾されるべきだ。

学習能力のないト社は、2年後のFS2002でもまた同じ過ちを犯してしまった。FS2002対応と謳っている新しいバージョンの関東甲信越シーナリと中部近畿シーナリは、インストールすると、FS2002の最大の特長であるATC機能とAI機が完全に機能しなくなる。トワイライトエクスプレスの糞オタどもはこの問題を解決できなかったらしく、仕方がないので、この事実をパッケージにも書かず、販売店にも知らせず、売ってしまったようだ。不幸にも買ってしまった客はインストールしてびっくり、ATCも効かないし他のAI機もすっかりなくなってしまう。これは、購入前に知らされるべき重大な事実であることは明らかだ。これを隠匿するということは、メーカーとしては「バレると売れないから黙って売ってしまえ」という意図の現れとしか考えられない。なんてわかりやすい会社なのだろう!! 哀れでならない。

※2002年10月現在、公約の修正プログラムは公開されていない。すべての販売店はト社に修正プログラムのリリース予定日を確認せよ。もし約束の期日までに修正プログラムがリリースされなければ、該当する製品をト社に返品せよ。これが社会人のルールだ。




メーカー、流通、客のモラル

たとえば、あなたが何らかの製品を買ったとしよう。トヨタの車でもいいし、ナショナルの洗濯機でも何でもいい。通常これらの製品は、他社の競合製品に勝つように最大限の工夫がなされ、また、ユーザーの使う環境を考慮して確実に機能するように、最大限に努力を注いで作られている。ところがここにそうでない製品があったらどうだろう。たとえばそう、TW社の洗濯機だ。この洗濯機は、無料のコインランドリーより性能が悪く、汚れが落ちない。スイッチを入れても動かない、あるいはすぐに動かなくなる。洗濯物を入れると洗濯物が破ける。それでいて説明書には「新しい方式でとても汚れが落ちる安心の洗濯機です。」と書いてある。こんな製品が実在したら、買った客は当然販売店にクレームをつけるだろう。同様のクレームが数件あれば、販売店はその製品が宣伝や説明書に書かれたとおりの機能がないことを確認し、商品をメーカーに返品するだろう。さらに、要注意メーカーとして取り引きを停止するかもしれない。企業は利益をあげるためにユーザーの支持を得ようと努力し、そうでない企業は淘汰される。当然のことだ。

しかし、PCゲーム市場ではなぜかこの常識が通用しない。買ったけどうまく動かない、入れたらコンピュータがおかしくなった、箱に書いてある機能が得られない・・・。こんな製品をつかまされても、どういうわけかPCユーザーは文句の一つも言わないし、同じ製品を買いつづける。これは古くから、PCは自己責任で使用するもの、という常識が根付いているせいもあるだろう。PCは要素が非常に複雑であるため、ユーザーの使用方法が間違っているのか、製品に原因があるのか判別しにくい。特にゲームという製品は非常にメンタルなもので、満足度は人の趣味嗜好などによって千差万別だ。「買ってみたけどたいしたことなかったな、こんなもんか。」ちょっと待って欲しい。冷静に考えれば100%不良であるケースも判別できるはずだ。クリーンインストール後のPCにセットアップしたり、別のPCでも同じトラブルが発生するなどがこれだ。

ト社の製品はこれが実に多い。不幸にしてあなたがト社の製品を持っているなら、その製品について冷静に考えて欲しい。あなたが思った不満は、主観によるものではなく、設計不良や返品に相当する欠陥ではないだろうか。FS2002のシーナリでは、インストールすると既存のFS2002が破壊される。買う前にそんなことは一言も知らされない。それは、意図的に破壊するように作ってあるからだ。ハッピーダイエットのステッパーが壊れやすいのは、品質管理を怠っているからだ。ネットワークステッパーに接続トラブル、データー破壊が頻繁に起こるのはサーバーが原因であってユーザー責任ではないし、理由はともあれ、ネットワークサービスが利用できないのなら、客としては欠陥製品としか言いようがない。

頭の悪い客は「トワイライトさんはとても丁寧に対応してくれましたよ。」という。だから「トワイライトさんはとてもいい会社ですよ。」と言いたいらしい。そんな馬鹿なことがあるはずがない。まじめな下っ端従業員の応対と、その会社の方針や品質とは無関係である。ユーザー間でト社が糾弾されているのは、非常に多くのユーザーがすでに品質や対応に疑問を持っているからだ。欠陥を隠匿して販売することを考えれば、「被害」と言っていい。それを、自分個人が一度よい対応を受けたことがあるからと言って、その会社を擁護するのは頭が悪すぎる。たった一度のサンプルが良いからすべて良いとは限らないなんてことは中学生だって思いつく。偶然被害を免れたとしても、意図的に欠陥品を製造、販売しているのだから、いずれその馬鹿もしっぺ返しを食らうのも時間の問題だ。「がんばってください」や「次に期待しましょう」は、その製品が正常に動作し、客が満足するように最大限の努力をもって作られている場合にのみ通用する言葉だ。

客からしてみれば「○○円だからまあいいか」かもしれない。買った馬鹿も販売店の担当もよく考えて欲しい。この会社は同じ過ちを何度も繰り返している。これはもはや特定の製品の問題ではなく、確信犯だ。PCゲーム市場は、わざと不良品を流してもよい業界だろうか? トワイライトエクスプレスは、「隠し、騙す」会社である。